小田急電鉄江ノ島線の終点であり、江の島エリアの玄関口でもある片瀬江ノ島駅は駅舎の建て替え工事が行われ、本年2月28日に一部を除き供用開始となりました。
片瀬江ノ島駅は1929(昭和4)年の開業で「竜宮城」とも呼ばれた旧駅舎は開業以来のものでした。新駅舎は「竜宮城」の雰囲気を受け継ぎ竜宮造りという社寺建築の工法が採用され、改札内や屋根には竜、屋根の端にはイルカをモチーフとした装飾が施されています。
旧駅舎の改札口は正面のみ・東側に臨時改札口という配置でしたが、新駅舎は東側・西側にそれぞれ改札口が設置されています。新駅舎全体の完成は本年5月頃を予定しています。
なお片瀬江ノ島駅の建て替えと同時に、直線距離で5kmほど離れた江ノ島電鉄の長谷駅も建て替えが行われ、こちらは半月早く2月15日に一部を除き供用開始となりました。本動画では併せて取り上げます。
《撮影日》2020年3月1日